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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第12章 確信

夕方、ロビーで、監督や共演者の人達と落ち合い、コンサート会場に向かった。


気持ちが高鳴る。


良い意味だけでわない。

あたしは、初めてのキミを見て何を思うのだろう。

コンサート会場に着き、関係者席に座る。

札幌ってこともあってか、タレントはあたし達だけだった。

あたしは、なるべく気付かれない様に、帽子を深くしたけど、近くの席の人達は、どよめく。


監督に

「気にすんな!楽しもう!」

と、言われ

「大丈夫です!」

と、答えた。

しばらくすると、大きなスクリーンに、メンバー一人、一人が映る。

大きな歓声が会場に一体感を与えた。

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