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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第13章 その日

その言葉にキミは…


「えぇ?!」

と、顔を赤くした。

最初の日、キミはあたしの手を握って、耳が真っ赤になってたのを思い出す…


「責任取ってよ(笑)」

「………うん…」


キミはどうしていいか分からないって顔をする。


困るよね。


でもね。


嘘じゃない。


あたしの身体は、この先キミ以外の人に反応しないだろうね。


「明日も、コンサートでしょ?もう、今日か……少し寝れば?」


「大丈夫だよ。話……しよう。」


「……うん。」


改まって話をしよう。と言われると、何から話せば良いのか分からない……



あんなに、聞いて欲しい事が、いっぱいあったのに…



あんなに、キミの話が聞きたかったのに…

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