
不器用なアナタのそばに…
第1章 彼らとの出会い…
屋敷の中へ入った蓮はみきを連れて廊下を歩き、マンションのように扉がいくつも続く中から一回り程サイズが大きい扉の前に着いた
ガチャ―…
「ここだ」
ドアを開けて中へ入ると、蓮は手を離して部屋の右側の隅にあるキングサイズのベッドに腰掛けた
「ここが俺の部屋だ、覚えとけよ」
『……………』
初めて見る広さの部屋に驚いて入口に立ったまま部屋を見渡しているみきに蓮は眉間にシワを寄せた
「何してやがる、さっさと入れっ!」
『はっ、はい…!』
慌ててみきは中へと入ってドアを閉める
パタン――
「……よし、じゃあ今からシャツ以外の服を全て脱げ」
蓮がそう言い放つと、みきはびっくりして目を丸くした
『えっ…?』
「特別にあっち向いててやるが、ちゃんと下着も脱ぐんだぞ…」
微かに頬を緩めて笑いながら蓮が言った
『…っそ、そんな…//』
「……早くしろ、じゃねーと無理矢理犯すぞ」
