テキストサイズ

【参加型小説】異界からの脱出

第4章 山内喜代 81歳 【1/2 20:55】

「……もしかして、あなたもここに閉じ込められたんですか?」

不意に後ろから声をかけられた。振り返ると、後ろに顔の綺麗な少年が立っていた。

「今のって、私に話しかけたのかしら?」

「はい、そうです。あなたに話しかけました」

「……」

少年は綺麗な顔をしているが、どこかこの世の終わりみたいな顔をしていた。

「よく周りを見てください。ここには俺とあなたしかいません」

喜代は少年に言われた通り、周りを見渡した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ