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夜這い

第10章 再現

妹は、自分でそれしか方法はないと結論を出したんだと思う。

僕も発覚したであろう状態で、不安でどうしょうもない状況から明かりが差したことに安堵し、妹の言うことに従うことを決めた。

一応、この時点で妹と僕の方向性は同じになったんだと思う。

妹は、僕がしたことを再現してほしいと言い、僕は妹がそれで納得するなら妹の言うことに従おうと…。

そうなったときに、これからどうしようと僕が思っていると、妹も同じことを考えているようだった。

妹は、あそこまでハッキリやったことを再現して欲しいと言っておきながら、これからどうするかという具体的なことは考えてないようだった。

「じゃ、じゃ〜、私がベッドに入ればいい?」

と妹が言った。妹の様子が先ほどと打って変わって、ソワソワしだした。

僕は、

「ここでやるの?」

と聞くと、妹は、

「え?そのつもりだけど、私のお部屋の方が良い?」

と言った。僕は、

「ここだと、両親がトイレに行くときに通るところだから、鍵のないこの部屋で突然ふすまを開けられたら、大変なことにならない?」

と言った。妹は、

「そ、そうよね!確かにここではちょっと…。私としては、悪いことするわけではないけど見られたら…。」

と言った。僕も、

「2階なら余計な心配はしなくていいよね!」

と言うと、妹も、

「そ、そうね!それに私も自分のお部屋のほうが安心…。」

と言った。



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