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2人きりの夜は

第9章 9

「あお、可愛かった」  

「……!?」

抱きしめられ、急な呼び捨てにドキッとした。

「大丈夫?」

先生は起き上がって私を心配してくれる。

「大丈夫です。気持ちよかったです。」

「ほんとはまだ足りないけど、さすがに疲れるよな。ゆっくり休んで。」

「ありがとうございます」

確かに私これ以上は無理かも。先生が満足するまでって、私どうなっちゃうんだろう。

頭を撫でられ、それから服を着せてくれる。

「ごめんなさい、汚しちゃって」 

私が横になってると先生は汚してしまった机と床を綺麗にしてくれている。

「気にすんな。逆に嬉しいよ、潮吹くくらい気持ちよくなってくれてたってことだから」

「……///!」

恥ずかしい。
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