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初心な生け贄、捧げます 第8弾

第4章 澪月の想い


「では、また明日、来ますね…」

「澪月…もう明日からは来なくてよい…死期が近づいている…」

「あっ、そう…ですか…それなら、これを…」

 澪月は寂しさを隠すように二輪の花が入ったクリスタルを渡そうとしたが…

「元々それは澪月の両親の形見じゃろう…儂が持っていても…宝の持ち腐れじゃ…」

「だけど…僕に出来る事は、これしかなくて…今まで、ずっと海星くんが持っていたんです…僕には海星くんが傍にいます…ですが、お祖父様は…」

「独りぼっち…と言いたいのかね?」

 澪月は自分の気持ちを表現するのが苦手だった…

「いえ…その…」

「儂には、この島に、たくさんの友が居るのだ…寂しくないぞ…それは澪月が持っていなさい…」

「…分かりました…では、ありがとうございます、さようなら…」

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