
🐝極甘ハニー🍯
第11章 こぶたとラブテレフォン
「お邪魔しま~す!」
双子の家に普通に入ると、玄関には総君の靴だけがあった。
今日も、お姉さんの撫子ちゃんも…双子の両親は不在らしい。
「おじさんたち…相変わらず忙しいんだなぁ」
僕の家はケーキ屋さんで両親がいつものそばにいるから…
いつも両親が家にいない…武藤家の兄弟の気持ちは分からないが…この大きな玄関に…ポツンと一組の靴しか無いのは…切なかった。
僕は持ってきた夜食をギュッと握りしめ…総君の靴の隣に自分の靴を寄せて脱いだ。
「いつも――――側に僕がいるからね」
ちょっと……照れ臭い…。

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