小中大テキストサイズ

👻ホラーサイト💀からの移動

第5章 仮面party



「――――あっ…ヒユー…ヒュー…うっ」


父も母も同じく仮面を剥がしてやったが…首の皮まで一緒に剥がれてしまい…


慌てて引き剥がそうと包丁を入れたら――――…喉まで切ってしまったのか…父の口からは「ヒュー、ヒュー」と空気の通る様な音がする


「――――…救急車…救急車――――を呼んでよ…お願い…


このままじゃ…お父さんもお母さんも――――死んじゃう…」


マコは涙を流して父と母の安否を気にしている…


「残念だよ…マコ――――…仮面を着けたままじゃ…何を言っても俺には響かないよ――――…嘘吐きマコに…俺は今まで騙されていたんだから」



マコは涙の溜まった大きな瞳を見開いて俺を見つめる――――…



「仮面を取ったら…その顔も…もっとかわいくなるかもな…」



「やだ!――――…やだ!!やめて――――…やめて!死んじゃう――――…死んじゃうよ!やだ!」


「死なないよ…反省するだけだって――――…

父さんも母さんも自分のしたことを反省して…これから本音で話し合いをするんだから――――…マコだって、素顔になればちゃんと謝れるって」



「ヒュー…ヒュー…――――…ア――――…キ…ラ…」



父さんの声が微かに聞こえる――――…

何か言いたそうな顔に、俺はマコの相手を一旦やめて父と向かい合う


「ん?何――――?何か言いたい?仮面を外したら、口説き文句もでてこないかな?

愛人とは話はついたのかな?“生みたい”って、お腹アピールされたけど…嘘だよね?


あんなに家族思いの父さんが、愛人と子作りしていたとか…何かの間違えだよね?」



「!!は…あ?お父さん…も、浮気してたの?」


マコは大きな目を更に大きくして父親を睨む!




ストーリーメニュー

TOPTOPへ