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第5章 仮面party
「お?今日の晩御飯は旨いな」
「あら、そう?ありがとう」
「お母さん料理上手だよね、今度つくり方教えて?」
「いいわよ」
「――――…」
俺は…自分の言葉を飲み込んだ…
いつから?――――いや、もうなん十年もこの会話はしている…
我が家に変わった所はない…
変わったとしたら――――…それは、俺だ
俺が…変わってしまったのだ
あんなのさえ――――…見なければ…
俺だって…この何気ない会話を…いつも通りに受け答えしていた
今日――――…
母が…
父ではない…知らない男と…
隠れてキスをしている所なんか見なければ――――…
今日の晩御飯も美味しく感じられたかもしれない…

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