
👻ホラーサイト💀からの移動
第1章 手を繋ごう
大学の仲のいいグループ4人で
心霊スポットに来た
都心からも近いし、酒の勢いで有名な廃墟に4人で行くことになったのだ
「ここかぁ――――…見ろよスマホで検索したけど“ヤバイ”度がマックスの星5つだぜ!?」
高山がスマホを見ながら身を縮めた
「それにしても、雰囲気ありまくりだな」
大矢が廃墟を見上げて口笛を吹く
「止めてくださいよ~、夜に口笛吹くとダメってお婆ちゃんに言われませんでしたか?」
お酒が入ってる鈴木は普段よりも2割増しで可愛い声を響かせる…
明らかに男性陣に媚びているのが解る…
私は、そんな3人を横目に――――…廃墟の入り口を探す
「千田さんは、入る気満々だなぁ~!女なのに怖く無いのかよ?」
高山に言われ振り替える
「――――…怖いに決まってるじゃない…だって……入らないとダメな気がして…」
「やだ~!千田さんってば律儀~!」
私は、アトラクション感覚で騒ぐ3人を見る
3人は談笑しなが廃墟を見上げている
しかも………高山、大矢、鈴木の3人は仲良く手を繋いでいるのが見えた
しかし、3人が一緒に手を繋いでいる訳ではなく各々バラバラに動く……
勿論…3人は気がついていない…
個々に別々の手と……
手を繋いでいるのだ…
そして、各々繋がれている手は…半透明で…透けている
勿論…私の手も――――…ここに来た時から
誰かにずっと――――…握られている
【完】

作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える