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Living with Simone アイツと暮らせば

第17章 部屋の鍵

病院の出向が終わり会社勤めに戻って、ルカが時々ご飯食べにくる様になってたの。


――― ピンポーン♪

玄関のチャイムが鳴った。

「ああ 僕が出るよ。」

ルカがドアを開けると、
そこにはシモーネが立っていた。

「君は!シモーネっ!」

ミカは丁度デザート用のフルーツを台所で切ってた。

その名前を聴いて、固まってしまった。

誰が教えたんだが引越し先まで知ってた。

ルカには目もくれず、
アイツはミカに話しかけてきた。

「おい!話があるんだ。」

大きな声なのでキッチンまで聞こえて来た。

「シモーネ。お前接近禁止命令が出てるんだろ。
彼女とは会わせられない。帰ってくれ。」

ルカは毅然とした態度でシモーネに言った。

「あんたと話すことなんて無いから!帰って頂戴。」

ミカは台所から叫んだ。

「…な?聞こえただろ?彼女は、君に会いたくないんだよ。ミカ出て来なくて良いよ。」

ルカはとても冷静な声でシモーネを諭すように話していた。


「うるせーな。黙れ、
俺はあいつに話をしてるんだ。お前は黙ってろっ!」


シモーネはいらいらして、ルカに怒鳴っていた。


「シモーネ。ちょっと落ち着けよ。」


「お前は黙ってろって言ってんだろ?」


「黙ってられないよ。ミカは僕の大切な人だから。僕たちは付き合ってるんだ帰ってくれ!」

「お前なんてあいつのこと、なぁ〜んも知らねぇだろ?!」

ホントは出てくるつもりじゃ無かった。

…どの口が言ってんだ? ぁ゛ぁ゛?









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