
ドSメイドは基本普通の子
第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?
「ん?和歌子…トップなの?嘘でしょ?」
――――あ~…だよね…信じらんないよね?
「トップの人が先月卒業したの――――…で、来る上げで…」
「え!マジか!」
「マジですよ!ほら、メイド姿の三ノ輪先輩の写真!超~可愛いですよ~!」
そう言うと、寛太君はスマホのアルバムを開くと私が客を踏みつけている姿を綾子に向けた!
「――――え?!ここ…カフェだよね?」
「あっ!寛太君!?」
「///最高にマリア様って感じで…僕はこの写真があれば…どんな時でも頑張れます!」
――――え~…いつの間にそれ撮ったの!
「ドS…カフェだから?…って、本当だ…和歌子…似合ってるわね?メイド服!年とか関係ない!」
「///あ、ありがとう…」
余計な事を~!と、思ったが…綾子に全部伝えられて善かった!
私はホッとして…肩の力が落ちた。
