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痴漢電車

第14章 妊娠疑惑



芳恵「何か食べる?」

亘「そうだね、じゃあ…」

尚輝「月島先生」

亘「!?」

尚輝「ちょっといいですか」

亘「…」


千佳と別れると
尚輝はすぐ亘の後を追いかけた
幸いすぐ追いつけたが隣には今も芳恵が
いた


亘「…」

芳恵「私、ちょっと職員室戻るね」

亘「悪い…」

芳恵「ううん…」

尚輝「…」


何かを察したのか芳恵は外してくれた
二人になれたとはいえ長時間
話す事は出来ない


尚輝「…」

亘「それで、急にどうした?」

尚輝「千佳の事です」

亘「…」


誰に見られるか聞かれるかわからないし
単刀直入に話しをしないと
いけなかった


亘「寺田がどうかしたか」

尚輝「千佳の事、本気じゃないなら別れ
てください」

亘「…」

尚輝「本気じゃないですよね?」

亘「関係ないだろう」

尚輝「あります」

亘「…」

尚輝「俺、彼氏ですから」

亘「彼氏…」


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