
🎄🎅🎁✨【12月24日25日限定】クリスマスツリー
第2章 クリスマスプレゼント
クリスマスイブの夜はドキドキしながら眠る。
だって――――…
朝にクリスマスツリーの、下にプレゼントが置かれているから。
サンタさんはクリスマスツリーの下にプレゼントを置いて、次のお家に行くって…テレビで言っていた。
外国では、クリスマスツリーの近くにそんな忙しいサンタさんのためにビスケットとミルク(牛乳)を準備するのが習わしだとも言っていた。
「お母さん!僕もサンタさんにビスケットとミルク準備してあげたい!」
「そうね…サンタさん、喜ぶかもね」
お母さんは僕のお願いを聞いてくれた。
クリスマスイブの夜、お母さんはリビングのツリーの側にビスケットとミルクを準備してくれた。
「サンタさん、食べてくれるといいなぁ」
次の日のクリスマスの朝…
ツリーの側には何故か…
お父さんが口から泡を吹いて倒れていた。
「お母さん――――…?お父さんが!」
「あら…お父さんがサンタさんのビスケットとミルク食べちゃったのね…
お母さんも、サンタさん見たかったから、お薬入れてみたんだけど……量を間違えたのかしら?
それにしても…お父さん…間違って食べちゃったんだぁ…」
お母さんは凄く冷静で…泡を吹いて倒れるお父さんを、見下ろしながら…「困ったわねぇ」と、微笑んでいた。
テレビからはクリスマスソングが流れている――――…
「お母さん――――…お父さん助かるよね?」
「ええ――――もちろん、大丈夫よ…」
僕は…心のどこかで…
お父さんは助からないと思った――――。
ふと、食卓の朝食に目が行った…
そこには…
ビスケットとミルクが準備されていた…
さらに…
今年のクリスマスツリーの下には…
プレゼントではなく
ブルーシートと…
スコップ…
セメントの袋が置いてあった。
「お母さん――――?」
僕は、お母さんの視線が怖くて――――
振り替えることが…できないまま…
クリスマスツリーを見ていた。
【END】

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