
学園アリス
第3章 ヤキモチ
「うわ・・・うちってエッチやったんや・・・っ!」
ここ最近ぼんやりと頭の中にあった小さな悩み。
棗の変態菌が移ったんやろか??
きっとそうや・・・!!
一人でぐるぐる考えては、顔を赤くしたり青くしたり。
そんなうちの思考を止めたのは、
「・・・っ、ひゃあ!?」
うちの太ももを撫であげる棗の手。
「ちょ、いきなり何してるん!?!?///」
イヤらしい手付きに、ゾクゾクする。
「・・・はぁ、お前が悪い」
余裕なさげな棗の顔。
「いやいやいや!!!意味わからへん!!
うち何もしてなっ・・・ぃ、あっ、」
耳を甘噛みされ、言葉を上手く言えなかった。
強制的に始まった愛撫。
「蜜柑、もう一回戦・・・・・・な?」
あまーく囁く棗の声に思わず頷きそうになったけど・・・
「ちょっ、あかんっっ!!///」
体持たへんから、絶対むりっ!!!
再び迫り来るエロの手から必死に逃れるうちの悲鳴が部屋に響いた。
→続く
