
学園アリス
第8章 クリスマスの夜
「……やらしい女」
フッと笑った棗は、ちゅっと軽く口付けると
くちゅ……
「んぅ…んっ、」
そのまま舌を絡ませてきた。
優しく舌を絡ませてきたかと思うと、軽く甘噛みされたり強く吸われたり
「んんっ、はあっ…ぁ、」
棗の舌遣いに翻弄される。
クラクラするほどの快感に、思わず逃げようと腰を引いてしまう。
けれど、すぐにそれは棗によって引き寄せられ、さらに強く抱きしめられる。
「逃げんな、」
欲情的な紅い瞳がうちを射抜き、囚われる。
「んん、ふぁっ、!」
気持ちよすぎるキスに、思考がドロドロに溶けてしまいそうや……
