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学園アリス

第5章 秘め事



「……っ、締めすぎっ」


目が暗闇に慣れたおかげで、棗が苦しげに眉を寄せる顔が見える。


その表情に興奮してしまい、快感が増幅した。


ジュブジュブと出し入れする棗の広い背中にしがみつき、首元に顔を埋め声を押し殺した。


「……っ、ぁ、イッちゃぅ…イッちゃっ…んんっ、!」


「……くっ、」


消えそうな声を漏らし、うちは押し寄せる波のようなものに身を委ねた。


ーーーーーー・・・
ーーーー・・・
ーー・・・


パッパッと明かりがつく教室。

カーテンも開けられ、眩しさに思わず目を細めた。


「面白かったねぇ!」

「最高だったー!」

DVDが終わり、感想を述べ合うクラスのみんな。


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