
学園アリス
第4章 かわいすぎ
たぶん今蜜柑の体に起こってるものは、きっと蜜柑が思っているようなものじゃない。
「蜜柑、ちがうから。それはお前が思ってるようなものじゃねぇから……」
Gスポットへの刺激を続けながら、そう言った。
「んぁっ、あっ、でも……っ、」
羞恥心が拭いきれないのか、必死に我慢しようとしている。
「ほんまに、ダメやって……これっ、!」
涙目になり、焦った様子の蜜柑。
「大丈夫、大丈夫だ」
もうこいつ自身、我慢できないだろう。
蜜柑が安心して身を任せられるように優しく微笑んでみせる。
「棗、なつめぇっ……、ひゃん、あっ、!///」
もう無理……っ
蜜柑のその小さな声が聞こえた瞬間、
ピチャピチャと水しぶきが溢れた。
