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〜T.A.B.O.O~

第10章 おめでたいですねぇ

VOCAL:櫻井翔

和「何やってんだ俺たち…」


ボソッと
隣で呟く。


ま、考えればそうか。

正月から何してんだって話だ。



和「ね、そもそもさ、
なんで俺をゲームに誘ったわけ?
絶対に俺、勝つじゃん。」


心底不思議そうに聞くニノ。


んー…



『ま、なんとなく。
勝てそうだったから。』



嘘だけど。

絶対負けるってわかってた。

でも、誰かと一緒に居たかったんだ。


『でも、次は負けないからね!』

和「はっ。
百万年早いよ!」



くすくすと二人で笑い、

軽く触れるだけのキスをした。



和「あ、これ、誕プレも兼ねてだから。」



おいコラ待てコラ。
何言ってんの。


誕プレもしっかりもらうぞ!

俺はぁ
意地でももらうぞ!







~END〜







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