テキストサイズ

ローズ学園

第1章 春太&快斗





快斗はさっきから満面の笑みで僕を見つめて、抱きしめて、また見つめてを繰り返している。



そんな快斗をかわいいなぁと思ってしまう僕はおかしいのだろうか。








「俺さ、振られると思ってたんだ。」



快斗が僕を抱きしめたまま話す。





「春太俺のこと好きって感じ全然ないし、俺ばっかりドキドキしてる感じでさ。

でも、だから今すっごい嬉しい。幸せ。」




快斗の言葉がまっすぐで、かわいくて、嬉しい。







「僕も幸せ。




快斗、大好き。」









ストーリーメニュー

TOPTOPへ