リモーネ
第4章 ツルバラ
俺は、3人の予期せぬ来訪者をとりあえずテレビ前のソファーに座らせて紅茶を入れる
「…なにしてんですか」
「W●iをテレビにつないでる」
大きめな紅茶のポットと、4人分のカップと受け皿とスプーンと砂糖とミルクを盆にのせてテレビ前のローテーブルの近くに行くと、
テレビの側面やら背面やらを覗きこむかえで先輩の尻と、白くて四角いノートくらいの大きさの物体をコードとつなぐ凪と、DVDの入れ物を大量に開いて中の説明書を熱心に読みながら俺の質問に答えた神崎先輩がいた。
「…かえで先輩と凪はわかるんです。
神崎先輩はなにしてんですか。
DVDは関係ないでしょう」
「いや、これW●iのカセット」
俺がDVDの入れ物と思ったのはW●iのカセット達だったらしい
「はぁ。こんなにたくさんどうするんですか?」
「ゲーーームするためにきまってるじゃぁないかぁセナちゃん!!!」
俺がローテーブルの隙間に盆を置いて、DVD入れ物改めW●iのカセット達のうちの1つを手に取りながら言うとかえで先輩がテレビの向こうから勢いよく顔を出した。
「…おれ、たぶん1、2回しかしたことないです。」
「んふっふっふっ…俺はこれをやりこんでいるから問題ない!!!」
「いや、かえで先輩は関係ないでしょう」
「あまりやったことのないセナちゃんはよくわからないだろうけど、基本これは二人一組なんだよ」
「そんなわけないでしょう。」
~そう言ったセナの手には大●闘スマッシュブラザーズのカセットが握られていた~
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