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距離

第1章 距離3

Nside

駐車場で翔さんに会えた。
いつも通りの会話ができている。
俺も大丈夫、ちゃんと普通に接することができてる。

昨日会った時よりも明るい雰囲気に戻っていて少し安堵する。

どさくさに紛れて告白して、翔さんを困らせてしまったけど、
これからはいつもと同じ通り接するよ。翔さん。
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スタジオに入ると相葉さんが歌入れ中。

スタッフ「この後、二宮さんですのでちょっと待っててください。
ケーキあるんでどうぞ」

少し鼻にかかった声で歌入れしている相葉さんを見ながら、ケーキを物色。この時間食べたらヤバいだろうとお茶だけ飲んで待っていた。

さらにあとに大野さんがやってきた。

大「お疲れ様~、あっケーキある。ニノは終わったの?」

ニノ「今からだから、大野さんはそのあとだから、もう少し遅くなるんじゃないの?」

ケーキを食べながら・・・
「そうなの、ニノ、お願い。巻いてください」

ニノ「できるかな・・・・」
このやり取りを聞いているスタッフが笑っている。

スタッフ「相葉さん、お疲れ様です。これで終わりです。残りソロ含めて4曲は来週です」

相「お疲れ様~、智くんがいる。ケーキ何食べたの?」

このたわいもない会話って幸せだなと感じいたのもつかの間、巻きでレコーディングをスタート。

ようやく仕事が終わった時にはてっぺん、12時を超えていた。

大野さんを一人残して、家へと帰る。
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家に帰ると誰もいない。
そうだよ、誰もいないんだよ。
昨日、翔ちゃんがいることが不思議だったんだ。

昨日、翔ちゃんが寝たベッドに寝転んでみる。湯船で翔さんに抱きしめてもらった感触を思いだしながら・・・

自分を女々しいと思いながらも、あの感触が忘れられない。
思い出していると股間が少し反応している。

ベルト、ズボンのボタンを外して、パンツの中に手を入れていく・・

少し硬くなった自分のものをゆっくりと握ってみると手の冷たさを感じる。自分のものが熱くなっている、ゆっくりと上下に擦りあげていくと完全に硬くなってしまった。

もう手が止まらない。
あの胸に抱かれていることを思いながら、自分の手で股間を摩りあげていく・・・

「あっ・・翔ちゃん」と小さな吐息とともに自分の手に白濁した液を
出してしまった。

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