テキストサイズ

恋空予報

第7章 緊張

相葉side



「ニノちゃん、しよ…?
俺の気持ち、わかって?」

「…っ、ごめん……」



ニノちゃんが俺から離れた。


……だめなのかな…?



「俺、相葉のことが好き。
だけど…相葉とするのが怖いんだよ」

「……俺も。
俺も怖いよ。」



離れたニノちゃんを引き寄せて、
優しく包み込む。


…安心してよ。


ニノちゃん、怖くないよ。



「相葉は、挿れる方だから…
怖くないでしょ!」

「怖いよ。ニノちゃんを
壊しちゃいそうで嫌。」



…壊しちゃったら、嫌。


嫌われちゃうもん…


でも、やっぱりしたくて。


けど、怖くて。


そんな思いがぐるぐるぐるぐる
俺の中で回ってる。



「相葉…しよっか?」

「え?」

「しよ?いいよ。わかったから、
相葉の気持ち…受け取ったよ」



ニノちゃんは俺に
優しくキスした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ