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にじいろ。

第21章 君に届け。

斗真「潤!相葉先輩!櫻井さん!大野さん!」

斗真がみんなを呼んだ。



智「え?今、潤って言った?」

翔「え?もしかして…そーなの?マジで?」


潤「あー、その、なんつーか…」

雅紀「細かいことはいいからっ!」



まーくんたちは前に出されて。


斗真「5人並んで?」

潤「え?」

斗真「いーから、いーから!」


和也「お前何するつもりだよ?」

斗真「俺は弾くだけにしとくからニノ歌えよ?
ハモはやるから」

和也「はっ?!」

斗真「相葉先輩も歌ってくださいね?」


斗真がニヤリと笑った。



潤「俺ら三人どーすんだよ?」

斗真「並んでノッてればいいから!」

潤「はぁー?」



5人が一列に並んだその横で
斗真がギターを奏で始めた。




あぁ、これ。
そうか。
そーゆーことか。


まーくんの方をチラッと見ると
前奏を聞いて納得したみたいで
目が合うとニコッと笑うから
俺も斗真のギターに合わせて弾き始めた。

潤くんたちも
自然とリズムに合わせて身体を揺らし始めて
スタンドに置かれた譜面にふってある歌詞を見ながら
まーくんも俺と一緒に歌ったんだ。

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