
センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第2章 リナリア
Sho side
3人の撮影は残りの雅紀とのカットで
問題なく終わった
その後雅紀と別れて
もう一本仕事の打ち合わせを終えた頃
潤からのメッセージが届いた
[迷惑かけてごめんなさい
もう大丈夫です]
[病院行った?]
すぐに返信して
帰宅するために自分の車が止めてある駐車場に向かった
10分たっても返信がない…
気づくと車を潤の家へと走らせていた
途中インスタントのおかゆと飲み物と
風邪に効きそうなものを
手当たり次第買った
潤のマンションの近くに車を止めて
買ったものが入った大きな袋を抱えて
インターフォンを押した
1回目では当然出ない
鍵…ないしな…
マネージャーからもらえばよかったかな…
そう思いながら根気よく呼び出しを押す
次で出なかったら帰るしかないか…
そう思って5回目のボタンを押したとき
潤『はい…』
気怠そうな声が聞こえた
翔「俺…櫻井ですけど…あけて?」
ホッとして名前を伝えても返事がない
カメラ…見えてるよな?
思わずレンズを覗き込んだ
潤『え…あ?え??な,なんで!?』
動揺した声が聞こえてきたけど
ロックは解除されない
俺,ここに何分居るんだよ…
さすがに怪しいヤツだろ…
翔「いいから開けろよ」
内心自分にツッコミながら
潤に命令した
自動ドアが静かな機械音と共に開いた
3人の撮影は残りの雅紀とのカットで
問題なく終わった
その後雅紀と別れて
もう一本仕事の打ち合わせを終えた頃
潤からのメッセージが届いた
[迷惑かけてごめんなさい
もう大丈夫です]
[病院行った?]
すぐに返信して
帰宅するために自分の車が止めてある駐車場に向かった
10分たっても返信がない…
気づくと車を潤の家へと走らせていた
途中インスタントのおかゆと飲み物と
風邪に効きそうなものを
手当たり次第買った
潤のマンションの近くに車を止めて
買ったものが入った大きな袋を抱えて
インターフォンを押した
1回目では当然出ない
鍵…ないしな…
マネージャーからもらえばよかったかな…
そう思いながら根気よく呼び出しを押す
次で出なかったら帰るしかないか…
そう思って5回目のボタンを押したとき
潤『はい…』
気怠そうな声が聞こえた
翔「俺…櫻井ですけど…あけて?」
ホッとして名前を伝えても返事がない
カメラ…見えてるよな?
思わずレンズを覗き込んだ
潤『え…あ?え??な,なんで!?』
動揺した声が聞こえてきたけど
ロックは解除されない
俺,ここに何分居るんだよ…
さすがに怪しいヤツだろ…
翔「いいから開けろよ」
内心自分にツッコミながら
潤に命令した
自動ドアが静かな機械音と共に開いた
