
Transcribe the Imagination
第15章 *Kiss here and there
「あの、トイレ行ってきていいですか?」
「うん、行っといで」
これから相葉先輩と本当に二人きりになる。
そう考えたら心の準備がしたくて一人になりたかったんだ。
「ふぅ…」
尿意は全くなかったから、
とりあえず時間を稼ぐ為に手を洗ってた。
俺、どうしちゃったんだろう。
二回もキスされて、ペースに巻き込まれて。
でも、全然嫌じゃなくて。
どちらかというと、心地よくて。
本当、どうしちゃったんだろう。
そろそろかな。
そう思って顔を上げると鏡に相葉先輩。
「えっ!?」
バッと振り返って
「あ、相葉先ぱ」
言葉を遮られて、唇を奪われる。
幸いトイレは俺と相葉先輩しかいなかった。
「あ、相葉先輩?」
「待ってたんだよ」
「え?」
相葉先輩が微笑いながら、
俺をギューと力一杯抱きしめてきた
「あっ」
かと、思うとすぐに離された。
その瞬間、少し物足りなさを感じた。
「家に帰ってから、だよね?」
「え、は、はいっ」
慌てながらも答えた。
「じゃあ、帰ろっか」
差し出された手を、握った。
「うん、行っといで」
これから相葉先輩と本当に二人きりになる。
そう考えたら心の準備がしたくて一人になりたかったんだ。
「ふぅ…」
尿意は全くなかったから、
とりあえず時間を稼ぐ為に手を洗ってた。
俺、どうしちゃったんだろう。
二回もキスされて、ペースに巻き込まれて。
でも、全然嫌じゃなくて。
どちらかというと、心地よくて。
本当、どうしちゃったんだろう。
そろそろかな。
そう思って顔を上げると鏡に相葉先輩。
「えっ!?」
バッと振り返って
「あ、相葉先ぱ」
言葉を遮られて、唇を奪われる。
幸いトイレは俺と相葉先輩しかいなかった。
「あ、相葉先輩?」
「待ってたんだよ」
「え?」
相葉先輩が微笑いながら、
俺をギューと力一杯抱きしめてきた
「あっ」
かと、思うとすぐに離された。
その瞬間、少し物足りなさを感じた。
「家に帰ってから、だよね?」
「え、は、はいっ」
慌てながらも答えた。
「じゃあ、帰ろっか」
差し出された手を、握った。
