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土砂降り

第8章 8

僕を抱っこしたまま健人は自室へと上がっていく。
階段を一段上がるたびにユサユサと揺さぶられる。

「ふぅっんっンぁっあっやっンぁっ」

わざととしか思えない大きなリズムで階段を上がる。

落ちないように必死に健人の首に縋り付く。

「ふぁっにゃっンぁっあっ」

階段を登りきると部屋のドアに背中を押し付けられて、激しく突き上げられる。

「あぁっやっなにっ?あっンぁっあっなんでっやぁんっ」

なんでこんな場所で?抱っこされてるのも恥ずかしいし、何よりこんな所構わず貪るようにしなくても、いつだって僕の事は抱けるはずだろ?

やっとの事で部屋のベッドにたどり着く。
僕は既に部屋の前でめちゃくちゃに突き上げられて、イってしまっている。
イったと言ってももぅ何も出ない。

視界が虚ろで体に力が入らない。
ベッドに降ろされ仰向けのまま、正常位で出し入れされる。

体に力が入らないのに、イったばっかの僕のお尻は痙攣を起こし健人を締め付ける。

「なお。俺を見ろ。今なおの中にいるのは誰だ?お前の飼い主は誰だよ?」

健人の名前を呼びたい。
でももう体に力は入らないし、声も出ない。
僕はこれ以上イケない。

意識が、飛びそう。
もぅ、

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