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いつか手をつないで歩こう

第3章 気づいた想い


浩輔side

俺が帰ってきた時、
美雪はうたた寝でもしていたみたいだった。
とろんとした目をしていたから。

いつもおいしいご飯を、ありがとう。10年間ずっと俺の世話をしてくれて、心から感謝してるよ。

でも、こんなに可愛いのに彼氏も作らず、ただ俺だけを待って……。

それでいいのか?

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