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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第39章 脅された私は⁉︎



『ざけんなよ‼︎
お前、それを隠そうとしたワケ?
一人で行く気だったんじゃねぇよな?』


怒声を上げる湊の剣幕に、私は俯くことしかできなかった。


『そいつに何された?』


「...押さえつけられた...だけ..。」


『押さえつけられただけって..。
充分されてんじゃねぇかよ!』


そう言って湊は私を抱きしめた。
湊は怒りに震えているようで、腕の力が強まっていく。


『悪ィ...怒鳴ったりして。
怖い思いしたのはお前だよな。』


「湊...。」


『お前は心配すんな。
俺がなんとかするから。』


湊は私を抱きしめながら、何度も頭を撫でてくれた。


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