テキストサイズ

モテモテ男の裏の顔⁉︎

第36章 彼の嫉妬。




『育ってきた環境もあって、お前は自分では男っぽいと思ってても、周りはお前を女として見てんだよ!』


兄貴があんなだし、私は口も悪ければ、負けず嫌いで気も強い。


そんなんだから可愛気なんて無いと思う。


「湊ってさ。もの好き?」


『はぁ?』


「いや..。だってさ?
私って男勝りだし、女らしいとこ無いじ..」


『お前は充分、女だよ。
華奢な身体してるし、ボロボロ泣く。
俺には女にしか見えねぇから。

それに……
お前すげぇ可愛いよ。』


(!!!)


「か.かわ.可愛い⁉︎ってそんな..」


湊は紅くなった顔を隠すように、
私の肩に顔をうずめた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ