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お前は俺のxxx

第106章 離れていく心。



【颯太】ーSideー


俺は取調べを受けて警察署にいた。


実家に連絡を入れた警察に、引取り人として呼ばれた姉貴が俺を迎えに来た。


『おいコラ。颯太!
お前何やってんだよ!』


『あ?っるせぇよ。』


迎えに来たのは2番目の姉貴、咲希。


『このクソガキ!とにかく帰るよ!

すんませんでしたぁ〜。
この馬鹿が迷惑かけたみたいで。』


『咲希ー。お前も真面なこと言えるようになったんだなー。』



『何言ってんすか〜。
私はいつでも真面っすよ♡浜さん♪』



姉貴も10代の時は無茶やってて、この浜本っていう少年課の刑事に世話になっていたらしい。



『姉弟そろって無茶やりやがって。
もう来るなよ〜。』



姉貴に連れられ車に乗ると、
マンションへ帰ってきた。


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