
お前は俺のxxx
第24章 弾けた感情。
俺の頭ん中で何かが弾けたーー
鼓動は煩いくらいに跳ね、
フツフツと込み上がる怒り。
(誰にやられた?
こんなに腫れるほど、誰に殴られた?)
流星と碧に頼み、冷やす物を用意してもらう。
この間、怖い思いをしたばかりの結愛…
こんなに傷つけられ
きっと怖かった筈だ。
俺はそっと結愛を抱きしめた。
俺の胸に顔をうずめ、涙を流す。
結愛を抱きかかえると、ソファの上に寝かせた。
頭を優しく撫で、少しでも安心して欲しかった。
腫れた頬を、冷やしてやる。
結愛から話を聞いたという、香奈ちゃんが、ゆっくりと、何があったのかを詳しく話し出した。
