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お前は俺のxxx

第22章 傷つけられて…



乱暴なキスで何度も唇を塞がれる。


(嫌だ…こんなの。 どうして…。)


私の瞳には涙が滲み視界がぼやけた。


抵抗したくても、出来ない…。
抵抗すればきっと、さっきみたいに叩かれる…。



私は、我慢して耐えることしか出来なかった。



いつも笑顔の優しかった彼…

私を守ると言ってくれた彼…



今、目の前にいる彼は誰…?



『結愛。抱かせてよ。』


「龍…牙…? 何言ってるの…?」



龍牙の、私を見る冷たい目は本気だった。

冷ややかな笑みを浮かべ、口端を吊り上げて私を見下ろしていた。



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