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甘く染めて

第8章 №7



「「……」」

やっぱ、重たい空気だ。


「先生、どうしたの…」 「せんせぇ~~♡どこにいるんですかぁ~~」

「「!!」」

体育館から甘ったるい声が聞こえてきた。

「じゃ、俺行くな?」

「あっ、はい…」

先生は私の頭をポンポンと撫でて、部屋から出ていった。

「…」

様子がおかしい…

絶対になにかあったな…

私は部屋から出て、こそこそと体育館を出た。

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