無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

頂をイタズラされたのは一瞬の事で、今は右手のひら全体でゆっくりと揉みしだかれている。


時折思い出したかのように指先を動かして、既に硬く立ち上がった頂を掠め、あるいは捏ねる。

その度に恥ずかしいくらい甘い声を出しているのに、全てマソォの口の中へ吸い込まれていく。

「ふふ、梓穏は喘ぎ声も甘いよ」
うっとりと囁くマソォのセリフに頬が熱くなる。

「梓穏、俺のシャツ全部脱がせて」

そういうマソォは、既に私のブラウスのボタンを外す作業に取りかかっている。キスをしながら、見なくても淀みなく作業を進めるられるのは匠と呼べそうだ。なんということでしょう。

ケィシみたいに、ガバッと脱がせて、ガバッと脱がないのだろうか。

「こら、今は俺の事だけ考えて。
…ゆっくりと手間暇かけたいんだ。色んな梓穏を覚えておきたいから」