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アクマにアソコを貸しました

第7章 その位、ちょっとヤンチャなだけじゃないですか

フィッと目の前を光が横切ったのは、私の脳内の産物ではなく本物だった。

キツく目を閉じている間に現れたのか、そこここで淡い光を放っている。季節外れの蛍?まさか日本じゃない…のかな。

ケィシは耳に息が掛かるほど唇を寄せて
「他のものに気を向けるとは随分余裕なんだな?」

そう言ってシャツを捲りあげて背骨に舌を這わせる。

「ひゃあっ!」
「!!いきなり締めるな、中に出たらどうするっ」
そう言って最奥まで入れたまま動きを止めた。
…ていうか今のは、私のせいじゃないでしょ!
昂った波を鎮めるつもりで動かなくても、ピクンピクンと中で脈打つのを感じる。


私のなかはケィシでみっしりしてて、じんじんする。
おねだり半分いたずら半分でキュッと締めてみた。

「あっ、バカやめろ…クッソ、いい度胸だな啼かせてやる」

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