テキストサイズ

Lie Love

第2章 帰り道に



「莉紗ちゃん…初めてなら初めてって言わないと…」


『初めてじゃないですっ…』


「優しくするからね」


嘘をついても先輩にはバレてるみたいだった


「莉紗ちゃん…少し力抜いて…?」


先輩に言われて私はできるかぎり
力を抜いた


『い、痛いですっ!』


私は大きな声で言ってしまった


「じゃあ…今日は辞めよ…」


『辞めません!』


先輩の言葉を遮って私は言った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ