色にでにけり 恋
第9章 マーメイド
「少し早めに着いたな。」
藤蔭学園の校門をくぐりプールの場所を探す。
土曜日の学園内は部活の為に登校している学生しかいない。
ところが学生達がザワザワと移動している。
「今日からアホ坂が部活に復帰するらしいぜ。」
「他校生徒とレースするらしいじゃん。」
「お前も聞いたか。」
「おお、今から見学に行くところだ。」
学生たちの声が聞こえ、上出は目を細める。
――余計なギャラリーがいるのは面白くないな。
上出の横をまた別の学生たちが追い越していく。
「お前知らないのか、あの編入生が泳ぐらしいぜ。」
――編入生?!まさか・・・・・・。
「へえ、姫が泳ぐなら俺も見に行くか。」
藤蔭学園の校門をくぐりプールの場所を探す。
土曜日の学園内は部活の為に登校している学生しかいない。
ところが学生達がザワザワと移動している。
「今日からアホ坂が部活に復帰するらしいぜ。」
「他校生徒とレースするらしいじゃん。」
「お前も聞いたか。」
「おお、今から見学に行くところだ。」
学生たちの声が聞こえ、上出は目を細める。
――余計なギャラリーがいるのは面白くないな。
上出の横をまた別の学生たちが追い越していく。
「お前知らないのか、あの編入生が泳ぐらしいぜ。」
――編入生?!まさか・・・・・・。
「へえ、姫が泳ぐなら俺も見に行くか。」
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