テキストサイズ

禁断×恋

第25章 番 外 編 ⑧

和也side

カッターを取り上げられた智は、何かが切れたみたいに、泣き出した。
今度は、足が動いた。

俺も、泣いてた。

泣いてる智を抱きしめながら、俺も、泣いてた。

「ごめんね、智……」






その後の事は覚えてない。
目が覚めたら朝で、智と一緒にベットで寝てた。

他の三人は、それぞれソファとか、いろんなとこで寝てた。
泣き疲れて眠るって、子供見たいじゃん、俺……
三人がベットまで運んでくれたんだろうな……
……完全子どもじゃん。恥ずかしっ…

でも、ありがと。絶対口には出さないけどね。




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
後日
「あいばかっ!」
「そんな事いうの!?ニノ、酷いっ!
あの時のニノちゃんは可愛かったのになぁ」
散々からかわれるニノでした。

「何で俺だけからかうの……
智の事はからかわないくせにっ!」←軽く拗ねた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ