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禁断×恋

第18章 番 外 編 ①

翔ちゃんに言われて、優妃ちゃんはオムライスを急いで作った。
それも4人分!

「ありがと。」
「「ありがとうございます」」
美味しそうなオムライスを前に、嬉しそうな和。
顔にでないようにしてるのはわかる。
でも、おいらにはわかっちゃうんだよ♪

それで、食べ始めた。
「で……」
「で……じゃないですよ!
昨日、あの場に俺もいた事、忘れてません?」
「そうだそうだ!せっかく和を譲ってあげたのに…」
「大野さん!」
「あっ、はい。」
注意されちゃった…
だよね。バレちゃうもん。


「…えっと……ごめんなさい。」
「優妃ちゃんだっけ?」
優妃ちゃんってわかってるけど、一応確認。
優妃ちゃんは、頷いた。
「優妃ちゃんの事を思い出して、嬉しかったのはわかるけどさ、大事な大事なか…ニノを置いて行くなんて……」
おっと、危ない!
また、和って言うところだった…

「大野さん!」
「あっ…」
ただ、大事な大事なって言っちゃった…

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