
双子のお兄ちゃん
第3章 その日を境に
私が戸惑っていると
「もちろん俺だよね?瑠璃?」
蒼にぃがグイッと私に顔を近づける
そして 耳元で
『…昨日の続き……しよ…?』
「………///」
私はとっさに身を引いてしまった
すると今度は
「は?何言ってんの、蒼?瑠璃は今度は俺に看病されたいよな?」
そう言って翠にぃは蒼にぃを突き飛ばす
「……翠……」
蒼にぃの目が鋭くなる
「…何だよ…蒼……」
(……2人共…目が……目が怖いですよぉ……)
私は そんな2人を見ていられず
「…じゃんけんしよ!!」
と 叫んでいた
