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普通の女の子に戻りたい

第1章 消えない傷 〜奪われた初めて〜



「話したい事って何?」


沈黙のままの三人。



「あのさ、ミナミ。俺らとsexしない?思いで作りにさ。」


「せっくす……?なにそれ?」


どこかで聞いたことがあるような単語だった。
確か男子たちが『せっくす』って騒いでたのを覚えている。


「心配事はなにもないから。いい?」

「まぁよくわかんないけどいいよ。」


私は本当に『せっくす』の意味が分からなかった。



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