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普通の女の子に戻りたい

第1章 消えない傷 〜奪われた初めて〜

帰りの会が終わり私は下駄箱にいた。


「ミナミ!」

突然名前をばれた。


「あ。ケイト。どーしたの?」

「ミナミ今暇?」

「えっとこれからハナちゃん達と遊ぶけど?今日で皆ともお別れだし……。」


私の大親友のハナちゃん。



今日で皆ともお別れだから最後は女の子全員で公園に行って遊ぶ予定だ。



「ハナ達とか。ちょっと時間ない?俺、ミナミに話したいことがあるんだけど?」


話したいこと?
なんだろう。


「うん。大丈夫だよ。」

「ホント?それじゃ付いてきて。」

「うん。」


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