テキストサイズ

普通の女の子に戻りたい

第2章 運命の再開 ~消し去ったはずの記憶~



必死にこらえていた涙が頬をつたってきた。




「ぉ願ぃ…。もぉゃめて……。」


か細い声で必死に訴えた。




『やめてよ!』

あの日も同じ事を言った。


でも、やめてはくれなかった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ