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普通の女の子に戻りたい

第2章 運命の再開 ~消し去ったはずの記憶~



落ち着け私。
同姓同名なんてこの世にいくらでもいる。


「えっとー、ごめんね佐伯くん。私はあなたと初対面だよ?それに同姓同名なんてこの世にいくらでもいるしさ?」





なんとか誤魔化せたかな……?




「へぇ~。ミナミっていつからそんなに酷い性格になったの?」

「いや。だから、初対面なんだけど……。」



「五年前にあんなにいい思い出作ったのに初対面なんて言われちゃうんだ。悲しいなぁ……。」





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