悪魔と天使
第3章 GW
腕は一つに縛られ抵抗できない。
一瞬悲しそうな顔をしたのは気のせいだったのか?
何が悲しいのか?
「なんでそんな顔をする。
金蝶。」
どんな顔をしていたのだ。
俺は.....。
「どんな顔してる。」
「切ないような、そんな顔だ。」
「お前は何をする気だ。」
「今更聞くか?ベッドって言ったら1つだろ。ヤるんだよ。」
何でGWに限って俺は男に襲われなきゃいけないんだ。
俺の顔は今青ざめているだろう。
昨日悠にヤられそうになったのに今日は会長かよ。
運がないにもほどがある。
「金蝶はどう喘ぐのか楽しみだ。」
「....何が楽しい。」
「ククッ...金蝶、お前はおとなしく俺のものになればいいんだよ。
心が手に入らないなら、身体を手に入れるまでだ。」
「何いって..ンンッ!・・ぁ・・・んっ」
会長の顔が近くなったかと思えば濃厚なキス。
舌は俺の口の中を犯し、手は服を脱がし始める。
それはあり得ないほどに早く、このままでは最後まで流されてしまいそうになるぼどに。
力は抜けてもうされるがままの状態にまでなった。
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