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もう恋なんてしない。

第1章 生きる事からはじまった。

数多くの日本企業がここ上海を中心に日本人を送り込んでいる。

日本人男性にとってここ上海は楽園である。

日式KTV,日本でいう『キャバクラ』カラオケボックスの様に全てが個室になっている。

部屋には入り暫くすると、ドレスを着た美しいホステス(小姐)達が目の前に並ぶのである。

お客は気に入った小姐を選ぶのだが
慣れないと恥ずかしくて
小姐の顔も良く見れない。

ボーイが叫ぶ
『日本語出来る人!』

殆どの小姐が手を挙げて『私を選んで!』
と言わんばかりにアピールするのである。

選ばれた小姐はお客からチップ300元
(日本円で約5000円)
をもらうのだが、これが彼女達の稼ぎだ。

ここには給料等無い。

激しい競争の世界。
甘い言葉と、優しい態度。

どれだけの日本人がその甘い罠に
身を滅ぼした事か?

ここには日本のクラブやキャバクラには無い
不思議な空間があるのである。

2月9日 
剛は友人の小堺、原と『夢結び3号店』に
行くのだった。

アンナとの出会いが....

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