
星光学園物語 -性行為認知校の実情-
第2章 知名と長の堕落
「ちょっと待ってよ!!」
途中から七緒に気押されて何も言わずに話を聞いていた生徒が口を開く。
その時にはもう七緒の姿も真壁の姿も見えなくなっていたが。
「生徒会さん。俺の気持ちはどうすればいいんですか?」
「どうするとは?」
「俺のこの気持ちはどこにぶつければいいんですかと聞いてるんです!!」
完全に逆上した彼の気持ち。
拳に乗せれば晴れるとは思えないが彼にとってはそれしか方法がなかったのだろう。
彼女を犯され、正気でいられる彼氏はそうはいないとも思う。
「君はどうしたいの?」
「真壁を殴りたいですよ。それで目の前でアイツの彼女を同じように犯してやるんです」
完全に沸点を超えてしまっている彼にどんな言葉をかければいいか分からない。
そう簡単に落ち着くとも思えない。
なら私に出来るのは一つだった。
「君、名前は?」
「尾嶋ですけど」
「なら尾嶋君。今からする話はさっきの、真壁達の考え方。おそらくだけど彼らは今まで色々な女子生徒に手を出していると思うわ。ならなんで問題にならなかったと思う?」
「知りませんよ。そんな事」
尾嶋君は考える様子もなく怒鳴り散らす。
回りくどい言い方はよくない。
はっきりと言うしかないみたいね。
途中から七緒に気押されて何も言わずに話を聞いていた生徒が口を開く。
その時にはもう七緒の姿も真壁の姿も見えなくなっていたが。
「生徒会さん。俺の気持ちはどうすればいいんですか?」
「どうするとは?」
「俺のこの気持ちはどこにぶつければいいんですかと聞いてるんです!!」
完全に逆上した彼の気持ち。
拳に乗せれば晴れるとは思えないが彼にとってはそれしか方法がなかったのだろう。
彼女を犯され、正気でいられる彼氏はそうはいないとも思う。
「君はどうしたいの?」
「真壁を殴りたいですよ。それで目の前でアイツの彼女を同じように犯してやるんです」
完全に沸点を超えてしまっている彼にどんな言葉をかければいいか分からない。
そう簡単に落ち着くとも思えない。
なら私に出来るのは一つだった。
「君、名前は?」
「尾嶋ですけど」
「なら尾嶋君。今からする話はさっきの、真壁達の考え方。おそらくだけど彼らは今まで色々な女子生徒に手を出していると思うわ。ならなんで問題にならなかったと思う?」
「知りませんよ。そんな事」
尾嶋君は考える様子もなく怒鳴り散らす。
回りくどい言い方はよくない。
はっきりと言うしかないみたいね。
