I'll protect you.
第8章 秘密基地
全員の視線が私に向けられる
なにか言うべきなのだろうか…
でも、なにを言えば…
するとコウキ君が口を開いた
「俺、このバス気に入った。
だから俺らだけのヒミツな!」
…ヒミツ
私達だけが知っている場所
…それなら!
『…このバス
私達だけの秘密基地にしない!?』
するとシン君が満面の笑みで答えた
「俺はユウに賛成!
カナの家に近いし、いつも遊んでた海も近い
遊ぶ場所にはもってこいだな」
続けてカナも答えた
「俺も賛成。
シンの家とかコウの家に行くよりこっちの方が近いし。
お前ら三人でここまで来ればいいから
ちょっと遠くても暇しないだろ」
コウキ君は二人の意見を聞いて
俺も俺も!とはしゃいでいた
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